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【西洋占星術】冥王星について|みずがめ座の冥王星が社会にもたらす影響とは

2024年1月もあと少し

冥王星が水瓶座に移動するという天体の動きは、ひとつのサイクルの終わりと始まりを意味するので私たちは今、すごく大きな転換期にいます

天体は、いて座、やぎ座あたりに複数集まっていますが、

1/20 太陽 やぎ座♑ ➡ ♒みずがめ座
1/21 冥王星 やぎ座♑ ➡ ♒みずがめ座
1/23 金星 いて座♐ ➡ ♑やぎ座
1/26 満月 @しし座

1月末にかけてこのように動いていきます。

ちょうどコロナの分類が2から5類に変わるタイミング辺りで、
冥王星は2023年3月23日以降、順行と逆行を繰り返し、やぎ座、みずがめ座を行ったり来たりしていましたが、

2024年1月21日に 再びみずがめ座に移動
そして 2024年5月2日 にまたまた 逆行
2024年9/2~11/20 は これで最後の最後、やぎ座ですごします

そして、ついに
2024年11月20日 この先20年かけて みずがめ座をゆーっくり移動します

次に冥王星がやぎ座に入ることは今後200年以上も先

冥王星がもう水瓶に入ってしまいましたが、今回は冥王星について詳しく調べました

 

冥王星について

冥王星のシンボルは、英語名のPLUTOの 初めの2文字を取って表したもの
海王星と冥王星の研究と発見に貢献した、天文学者であるパーシバル・ローウェル(Percival Lowell)のイニシャルから来ているとも言われます

冥王星のもう一つのシンボルは、一番上に太陽、真ん中に月、下のクロスは地球を表しています
魂、マインド、肉体 すべてがシンボルに入っているのは、10天体の中で、冥王星と水星のみです

このことから、カバラのセフィロトでは、冥王星は 一番上の ①ケテル(王冠)で表されることがあります。
ケテル(王冠):完全、完璧、統合, 決断力、達観 を表し、
最終的にこのケテルを目指すことによって、スピリチュアル覚醒や悟りの境地に至ると言われます。
(ほとんどのセフィロトでは冥王星がケテルになっています)

冥王星は年間で5-6か月 逆行し、約248年かけて全てのサインを回ります
年間では1.5°ほどしか進まず、ひとつのサインを20年ほどかけて進みます

このことから、ジェネレーションの集合的意識や大きな枠組みでの社会現象に影響を及ぼします

冥王星は 見えない世界を支配して「死と再生」を象徴します
破壊と再生
ゼロか100
白か黒か

冥王星がどの星座に位置し、どの星座に移行するかは、その時代の集団的意識や価値観を大きく塗り替えます

 

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神話:ギリシャ神話のハデス

天体の名前は、本来は神話が先にあって、その由来から天体の名前ができますが、
プルートは例外で、冥王星が発見された1930年にイギリスの11歳の少女が提案して決まったとされています。
だけど、その命名の元になった神話はちゃんと存在します。

ギリシャ神話のハデス、
ローマ神話に登場する冥府の王、プルート―のモデルになった神です

ハデスとは、死者の魂が住むとされている「冥府(黄泉)の神」のことで
父クロノス、母レアーの元に生まれます

父クロノスは「生まれた子に権力を奪われる」という予言を信じて、ハデスが生まれた直後にクロノスはハデスを飲み込む
その後、弟のゼウスに助けられて、父との戦いに勝利後
弟たち、ポセイドーンとゼウスとで、統治する領域を「冥府」と「地底」を割り当てられました

ハデスはギリシャ神話の中ではとても存在感が薄く、あまり知られていない冥界の神ですが、
唯一知られている逸話は、妻となるペルセポネーの略奪についてです

ペルセポネーが花摘みをしているとき、水仙の花を摘もうとひとりになった瞬間、急に大地が裂け、冥府からハデスが現れて、彼女を地上から連れ去りました
母のデーメーテールがペネセポネーを連れ戻そうとするが、冥界でザクロ4粒を食べてしまったため、冥府のものを食べると冥府に属するという神々の取り決めにより、
1年のうち半分を冥府で、残り半分を地上で過ごすことに
ペルセポネーが冥府にいる間は冬、地上に戻るとき、温かくなり大地が潤ったため、
ペネセポネーは四季の神様と言われています

ハデスは妻、ペネセポネーとともに、死者を裁く冥府の神としてギリシャ神話に伝わります

占星術では

天文学的には、2006年に冥王星は惑星のカテゴリーではなく、「準惑星」として扱われるようになりましたが、
占星術では、惑星として、地球からも遠く、小さな星でありながら、抜群の存在感と影響力で圧倒します

支配する星座(ドミサイル):さそり座
冥王星のパワーが発揮されにくい星座(エグザイル):おうし座

安定・安心を重んじて、美しいものが大好きなおうし座では
大きな変容を望む冥王星のドロドロで過激的なパワーが発揮されづらく、
居心地が悪くなります

冥王星は、天王星、海王星と合わせて、トランスサタニアン(土星よりも外にある3天体)と言われていて、
動きが遅く、ひとつのサインを長い年月をかけて動くので、ジェネレーションや人々の集合的意識や、集合的価値観に影響を与えます

冥王星のキーワードは「変容」「死と再生」「見えない領域」

不死鳥(フェニックス)が象徴するように、死をもって新しいもの、さらにいいものに再生します
時間はかかるものの、確実に何かが終わり、また新しい何かが始まります

 

美点・長所

  • 肉体や感情の制限を超越して、神聖な領域とのつながり
  • 死に対する、スピリチュアルなとらえ方
  • 変容の前に深く深く内側に入り込む
  • 悟り、覚醒によりまったく新しい価値観を生む

弱み・欠点

  • 熱狂的
  • 極端
  • 不屈
  • 権力への欲望や乱用
    など

世界はどう変わる?? 冥王星 in やぎ座  vs. 冥王星 in みずがめ座

やぎ座の支配性は 土星
みずがめ座の支配性は 土星と天王星
両方とも土星が支配していますが、やぎ座からみずがめ座に冥王星が移動すると、どのように世界が大きく変わっていくのでしょうか??

安定・安心のために行動するやぎ座 冥王星やぎ座時代は・・・

やぎ座の要素は「土」なので安定、安心を求めます
そして、やぎ座の支配星は土星は心配や慎重さを意味します。
結果が伴わない行動を嫌い、確実に手に入れようとします

不安になりたくないので、蓄える性質を持ちます。
「安心を得たい」という気持ちがやぎ座の行動のモチベーションになります

「組織」「肩書き」「お金」などもやぎ座にとっては安心材料です

 

真面目さや、信頼度、勤勉さ、伝統を重んじるなどは12星座の中でトップ級を誇るやぎ座ですが、
破壊力を持つ冥王星はこの20年間、やぎ座冥王星時代にどんな変化をもたらしたのでしょうか

2008年の米サブプライムローン問題、住宅バブル崩壊が引き金となって、リーマンショックから始まり、
アメリカでは黒人初の大統領
日本では、自民党から民主党が政権を握るようになり
2011.3月の 東日本大震災
トランプ政権
冥王星やぎ座の終盤には世界的なコロナパンデミック
そして安倍元首相の暗殺事件

いて座の特徴である、希望、拡大、楽観主義 が崩壊して
やぎ座冥王星時代の序盤は、リーマンの経済的打撃、震災などで世界的に衝撃的なイベントに見舞われました
2009年に、理想や希望を掲げて政権を勝ち取った民主党でしたが、
やっぱり頼るべきは伝統的、保守的で安定感を誇る自民党に戻ったのもいて座の希望や拡大よりもやぎ座の安定志向が優勢となったが関係しているのかも

アメリカでも、オバマ大統領が当選したころは期待で大盛り上がりでしたが、派手なパフォーマンスのわりに、中身は伴わなかったと言われています。
トランプ政権が伝統的なやぎ座タイプかは???ですが、政権中はアメリカの経済や雇用が安定したり、戦争をしなかったことなどが大きな功績とされています

このように、いて座が象徴する 冒険的、楽観的な価値観から一転、組織に属すること、政府に頼ることなどで安心・安全をに重点を置く中、
大きな組織や、政府、国際機関は絶対的なパワーをつけていったのも、やぎ座の時代の特徴です

コロナのパンデミックで、不安と恐怖でパニックになる(破壊)
そのなか、政府や国際機関などが新たに作り上げた秩序(緊急事態宣言、ワクチン接種など)で再生
これもやぎ座冥王星の象徴的な大きな出来事のように見えます。

 

タテ社会の崩壊??情報とテクノロジーで古いものを斬る

いっぽう、みずがめ座は「風」の要素なので情報を重視します
情報を取り入れて、未知のこと、新しいことに取り組もうとします
また、もう一つの支配性である、天王星は「変化」「改革」「自由」「独立」を重んじます。
天王星+土星の支配が合わさって、古い枠組みを壊して(変化させて)新しく、画期的な枠組み、ルールを作る
タロットでは「風」はソード(剣)を表すので、古い考えや不平等にいい思いをしてきた人たちを斬っていく時代かもしれません

 

コロナ禍でも、コロナ怖い、安全、安心のため ステイホーム、マスク、ワクチン となる人と
コロナってホントに怖いの? マスクやワクチンの有効性やリスクなどの情報を積極的に求める人とで二極化が進みました。

冥王星みずがめ座時代が本格化するこのタイミングで、
政治家のパーティー券汚職問題
ジャニーズ事務所の組織的な性加害が明るみになり、崩壊の一途をたどることになったり
ダウンタウン松本の長きにわたる、女性への性加害が公になったり

今までは組織が守ってくれて、公にはならなかった仰天で信じがたい情報、真実がどんどんと明るみになってきました
古い体質の組織がもう機能しなくなる、国民はもうだまされなくなる日は、すぐそこまできているのです
一時は無敵状態だった大物の人や組織、機関がが今にも崩れようとしています。

これもやぎ座から水がめ座に移動し始めた冥王星の采配と思わずにはいられません

大企業やエリートたちが得をしたタテ社会の崩壊で
お金や地位以上に、知識やテクノロジーをうまく活用する自由で斬新なアイデアが生かされる時代の始まり
トランスヒューマニズムやLGBTQ+などのみずがめ座らしい課題もあるけど、

今では、古代テクノロジーが今以上に発展していたことがだんだん明らかになってきています
(周波数で建物をつくったり、フリーエネルギーで電気をつくったり)

これからの20年間は、もっともっとえ~っと思うような色んなものの崩壊を目にするはずです
だけど、みずがめ座は政府や、大きな組織にパワーを与えるのではなく、
私たちそれぞれがが主体となって、組織に頼らずとも生きていける時代を構築していく
そんな時代になるのではないでしょうか?

冥王星の本質

冥王星がサインを移動することが意味するのは、価値や世界観を根底から揺るがすことが起きます
今まで価値のあるものだとされていたものごとに価値が見いだせなくなり、
ライフスタイルや社会への価値観が変わる、または変わらざるを得なくなる

私たちの集合意識は、一度死んで灰になった後、不死鳥となり本領発揮して上へ上へと昇って行くのです。
この変化に恐怖で何かにしがみつくか、自分でしっかり情報を得て、組織にとらわれることなく自由になるか

やぎ座冥王星時代も本当にたくさんの崩壊と再生がありました。
だけど、つらいことでさえも、何一つ無駄ではなかった

いままでありがとう、やぎ座冥王星!!

冥王星は 見えない世界を支配して「死と再生」を象徴します
「破壊と再生」「ゼロか100」「白か黒」など
極端な性質を持ちますが、最終的には、これら2極のミッドポイントで妥協するのではなく、統合を目指し、とことん追求します

達成するパワー
無であり全てである
無条件で完璧であること
これが究極の冥王星が発揮するパワー

みずがめ座はほかにも、執着しなかったり、人道的な性質を持つので、
それぞれの違いを認め尊重してないところを補い合えるそんな社会になっていくと期待しております

 

今回も、いろんなサイトや本を参考に記事を書かせていただきました
もっともっと勉強して知識をつけていこうと思います!

最後まで読んで下さりありがとうございました

 

 

 

 

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