前回の「姉との比較」がトリガーとなってインナーチャイルドが表面に出てきたという記事を書きました。
きっと誰にでもある子供の頃傷ついた記憶と、それが潜在意識としてネガティブに作用してること
特に、人間関係やパートナーシップが上手くいかなくて悩むのは、インナーチャイルドが大きくかかわってきているのではと思ったので、子供の頃に記憶をたどって癒すことにしました。
せっかく昔の傷ついた私がひょこんと顔を出したので、放っておくわけにはいかない。
些細なことで傷つく私、ふさぎ込む私を解放してあげたいという思いが今まで以上に湧いてきた。
それに向き合おうと思うこと自体、すごい成長したなと自分を褒めてやりたいのです。
今までなら、このどうしようもなく傷ついた私が私自身のマインドを圧迫して独りよがりになってふさぎ込んでしまっていたので。
時が経てばまた普段通りになるけど、また定期的にこの無価値感が押し寄せる。それの繰り返しだった
とても個人的な記事ですが、読んでくださる方、ありがとうございます。
また、共感いただけたら私も心強いです。
インナーチャイルドは影の自分
高い目標を持っても、下から引っ張る何かーインナーチャイルドーが成功を妨げます。
それは成功や理想の生活を思い描いても、知らない間に蓄積した無価値感だったり、自信のなさが邪魔をするからです。
なんどもネガティブな感情にふたをしようと試みても、浮かび上がってくるので、それを他人の責任にするか、逃避するかの負の連鎖に陥ります。
シャドウワークによって、ネガティブな感情を心の奥底に抑え込むのではなくて、開放してあげると
自分には夢をかなえるパワーがある、権利があるという思考になり、人生がとてもスムーズに、思いどおりに行くことが増えていきます。
自分でインナーチャイルドを癒す方法
インナーチャイルドを癒す方法はブログやYouTubeでもたくさん紹介されているので、いろんな方法ありますが、
私は下のYouTube、Clark Kegley の シャドウ ワーク: 初心者のための究極のガイド (人生を変える) の方法で試してみました。
5つのステップ〇
① 自分にはどのような感情があるか
② その感情を感じる
③ ネガティブは感情の自分と対話する
④ ありのままを認める
⑤ 昔の自分に戻ってその状況で苦しむ自分と寄り添って癒してあげる
このメソッドのルールに必ずしも従わなくても、
過去に傷ついた自分に寄り添って無条件の愛を与えてその過去の自分が立ち直るのをイメージします。
① 回帰:自分にはどんな影の感情があるか
- 無価値観
- 劣等感
- 罪悪感
- 許されたい・許したい
- 愛されてないと感じること
- 自信のなさ
- 被害者意識
など
↓ ここからは私自身の影を癒すシャドウワークの内容です
② 招待:①の感情を感じる
今思い出せるのは、3つある
- 姉と比べて劣等感があったこと【劣等感】【無価値感】
- 小学校のころ、クラスの子に意地悪をしたこと【罪悪感】
- 今思うと、あれっていやがらせだったかなと思う、親友の私に対する言動【被害者意識】【許し】
i. 姉との比較、劣等感、無価値感
私たち姉妹は、「出来のいい姉」と「イマイチな妹(私)」だったから小さいころから姉妹で比較されると負けの連続でした
学校でも私のアイデンティティは「○○ちゃんの妹」
人気者でスポーツも勉強もそつなくこなす姉
一方の私は、小学校のころは勉強もろくにせず、忘れ物、失くしものも多く、よく先生や親から怒られていた
「なんでお姉ちゃんみたいになれないの?」とストレートに言われた記憶はないものの、そう思われただろうな
だけど、「分からなかったらお姉ちゃんに聞いてごらん」はよく言われた。
ii. 友達に意地悪をしてしまった罪悪感
私の記憶では多分小3のころ。下校時に一人の友達と悪ふざけでほかの子(結構な人数)の上靴を入れ替えた
その時に深く考えなかったけど、翌朝登校すると校長先生も出てくる大騒動となっていた。
すごく怖くなって、自分がやったって言えずに隠していた。
バレるのではないか。
先生に怒られる、親にも怒られるという恐怖としばらく続いた
iii. 親友にじんわり意地悪された 被害者意識と許し
小5.6年で同じクラスだった子(仮名シイ子)、クラス1頭がよくて、かわいくて
でもちょっと裏の顔もあった。頭がいいので、私をよくだしに使った
その時は、私もクラスいちの人気者と友達であることがステータスだったのか、いやだと感じても言えなかった。
大人になってあった時に「先生はさや(←私)のこと悪いように言ってた」って言われた。
今思い出せば、傷つくようなこといっぱい言われたしされた。
③ 対話:ネガティブは感情の自分と対話する
i. 姉との比較、劣等感、無価値感
姉のことは私も好きだし、自分にないものがたくさんあってうらやましい。
だけど、大人や先生も「お姉ちゃん元気?」とか姉のことばかり。一方の私はダメダメな生徒。
何もしなくても、周りから「あの人と友達になりたい」って思われるお姉ちゃんがただただうらやましい。
私はそんなふうに思われない。消えても誰も悲しまない。だれも気付かない、そんな気分になる。
映画、「スタンドバイミー」の主人公、ゴーディと事故で死んでしまった兄のデニー関係みたい
(みんな僕が死ねばよかったって思ってるんだ)っていう気持ち。
ii. 友達に意地悪をしてしまった罪悪感
ただただごめんなさい。みんなに嫌な思いをさせてしまってごめん。嘘ついてごめん。言い出せなくてごめん。
怒られることが怖かった。見つかってみんなに非難されるのが怖かった。ごめんなさい。ごめんなさい
iii. 親友にじんわり意地悪された 被害者意識と許し
もっと自分自身を持っていればよかった。ひどいこと言われた時、もっと怒ればよかった。
怒らない私を見て余計調子乗ったんだ。
傷ついてないふりをしてたのかも。
言い返せなかった。
先生に悪口言われるのだって、あんたが私に罪を擦り付けたからじゃん。
そのくせ自分はずっと人気者シイ子のままだったよね。
本当はシイ子みたいな腹黒ちゃんキライだわ。
④ 受容:ありのままを認める
判断したり、合理的に説明しようとせずに「ただ受け入れる」
③で出てきた、昔の傷を認める 昔の自分に耳を傾ける
⑤ 統合:昔の自分に戻ってその状況で苦しむ自分と寄り添って癒してあげる
イメージは、昔にタイムラインを戻して子供の頃の自分に会う
傷ついた自分がいるタイムラインに今の自分が行って、そこで解決させる、望むように進める
そこで今の自分がその出来事を経験する昔自分を慰めて、受け入れ、サポートする
そして、立ち直って歩き出す自分を見とどけて、今のタイムラインに自分を戻す
↓ 昔の自分のことを「さや」とよんでます
i. 姉との比較、劣等感、無価値感
大勢の人に分かってもらえなくても、さやには素晴らしい魅力がある。私はそれをちゃんと知ってる。
繊細で人の気持ちが分かる優しい子だよ。さやには十分価値がある。十分魅力がある。大好きだよ。
そんなさやを心から友達だと思う子もちゃんといる。多くなくていい。今のままで十分
ii. 友達に意地悪をしてしまった罪悪感
大丈夫だよ。大丈夫。
一緒に謝ろう。
ごめんなさい。
もうしない。絶対に二度としないって強く誓えるさやは強い子。
iii. 親友にじんわり意地悪された 被害者意識と許し
嫌な思いをしてまで「友達」と偽らなくてもいい
一緒じゃなくても、さやにはちゃんと価値がある。
嫌だったね。傷ついたね。でも私は絶対にそんなことしない。
シイ子にも彼女なりの傷がある。きっと彼女も心で泣いている。だから許そう
周りに分かってもらえなくても、
私はいつもさやの一番の理解者で一番の味方。
何があっても味方だから
ありがとう、さようなら 傷ついた自分
きっと一筋縄ではいかないけど、こうやって昔のネガティブな感情を書き出せて、すーっごくすっきりしました。
まだまだ抑え込んできた感情がこれから出てくるかもしれないけど、ひとつひとつ、こんなふうに寄り添って、統合して癒していきたいと思います。
そして、統合が進んで癒されていくにつれて、全てが私の人生において意味があることに思えてきました。
人を傷つけたことも、傷つけらられた経験も、全て学びにつながる。
そしてほかの何者でもない自分自身が今の自分を創り出してきた。
統合のところでも書いたけど、私は何があっても私の一番の理解者で、どんな時も一番の味方でいる
ポジティブな私もネガティブな私もすべて受け入れ愛することで、これからどんなことがあっても輝ける
そう確信しています。
きわめて個人的な内容となりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
私のジアイのジャーニー(ジアイニ―)はまだまだ続きます(^▽^)/