便秘。それは本当に多くの人(特に女性)を悩ませる深いな症状です。
薬を飲めば効果はあるけど、また便秘になって依存してしまう。
便秘に効くという食材も試したけど、効果が長続きしない
私自身、小さなころから便秘で、朝の通学前や出勤前にトイレで用を済ませた記憶なんてほとんどないくらいです。
一般的には、運動不足や食物繊維や水分不足、ストレスによって引き起こされるとされていますが、
幼少期に植え付けられてしまったネガティブな感情や本来の自分をさらけ出すことへの恐怖が便秘に大きく関係していると言われています。
今回は、便秘の根本的な「感情レベル」の原因と、私自身に効果があったチャクラバランスについてご紹介します。
長年便秘で悩んでいる
薬に頼らず便秘を治したい
食生活や生活習慣を変えても便秘が治らない
というお悩みをお持ちの方はぜひ、ご参考にしてくださいね。
便秘と感情の深い関係
便秘が起きるメカニズムは、何らかの原因(冷え、ストレス、ホルモンの乱れ、食生活、便意の我慢)によって
腸が必要以上に水分を吸収することにより排泄物の水分量が少なくなり、スムーズに動かなくなってしまう現象です。
「便秘」をはじめとするあらゆる肉体的な不調は、実は心や感情と密接な関係があります。
心の状態や感情は脳ではなく「内臓」に記憶されるからです。
潜在意識の中にネガティブな過去を解放できずに心に封じ込めていると、体が「便秘」というサインを出すのだそうです。
便秘と深い関係のある感情が「恐れ」「執着」「我慢」です。
恐れ・不安
新しいことにチャレンジできない、または新しい環境に適応できない、人前でうまく話せないなどの緊張感、恐怖感があると、血液循環が悪くなり、冷えにつながります。体が冷えると内臓の働きも鈍くなり、エネルギーが重く硬くなることによって便秘につながります。
執着
ネガティブな過去を手放すことができず、エネルギーの循環をさえぎることも便秘の要因のひとつです。
執着してもどうにもならないと頭ではわかっていても、その過去の感情にとらわれてしまっている
また、お金を支払う行為にネガティブな感情を抱いていたり、「お金は失くなる」という考えにとらわれてしまう、金銭的な執着も便秘になりやすいと言われています。
我慢
幼少期に大人に叱られた経験や、親に認められたい、褒められたいがために周囲の顔色をうかがっていると、本来の自分を表現せずに我慢してしまうことが習慣になっていきます。表現や感情をコントロールすることは、ありのままの自分を否定していることになります。
自然な排便のタイミングを我慢して「今はダメ、このタイミングは我慢しないと」とコントロールする結果、便意がなくなることも、便秘あるあるですよね。
チャクラを整えて本来の自分を取り戻す
”老廃物”の排泄の働きをする腸ですが、老廃物とは口から入れた食べ物に限らず、感情の排泄にも大きくかかわってきています
ではどうやって、子供の頃に出来てしまった「執着」「我慢」や「恐れ」の固定観念を解放して、肉体に表れている便秘を解消してけばいいのか??
それは、チャクラバランスを整えるということです
便秘に関係があるチャクラは、第1、第2、第3チャクラです。
これら3つのチャクラは「自分」の確立して、人間性を高め支えるのに不可欠なエネルギーポイントです。
他人軸で物事を見ていては自己の確立が出来ず、人の意見に左右されたり、顔色をうかがったりして自分という土台がぐらついてしまいます。
チャクラを整えて、ありのままの自分を尊重して、不要な感情を解放できればおのずと腸の動きも正常に戻ります。
第1チャクラ(ルートチャクラ)
脊柱の一番下(肛門と生殖器の間)に位置し生存能力と安全のエネルギーをつかさどります。
子供の頃(8歳ごろまで)の親とのかかわりが影響
第1チャクラのバランスがとれていると、
生きる意思、活力、どんなことでも乗り越えられるサバイバル能力などがあります。
反対にバランスが崩れていると、
やる気の欠如、不眠、血液循環が悪くなり、冷えや下半身のトラブルを引き起こす恐れがあります。
また、新しいことにチャレンジしたり目立つことに恐怖を感じます。
また、アレルギーも第1チャクラが関係していると言われます。
活性化に効果的なものとして、
自然の中を散歩する、日光浴、はだしになって芝生や砂浜を歩く、腹筋などがあります
食事は、鉄分、たんぱく質、根を張る野菜(ごぼう、ビーツなど)を意識して摂取すると血液循環がよくなります。
赤いたべもの、服
瞑想のイメージ
大地から血液やマグマのような真っ赤なエネルギーが第1チャクラに入って体を温めるイメージ
母なる地球から第1チャクラにを通って揺るぎない愛を受け取るイメージ
アファメーション
私は今、ここにいて安全です
第2チャクラ(セイクラルチャクラ)
へそから指3本分下にある「丹田」に位置し性的機能やクリエイティビティに関係します。
親との関係性は第1チャクラだけでなく、第2チャクラにも影響し、親からの愛情不足や承認欲求などのインナーチャイルドが宿ります。
第2チャクラが健全な場合、
健全な性欲、自己尊重、生きる喜びを与え受け取ることができる
人間本来の明るさ、強さがある、フェロモンがでる、自分も他人も受容できる
柔軟性かつ芯が通っている
逆にバランスが崩れると、
自信が持てない、ネガティブ思考に陥りやすい、買い物やアルコールなどの依存
孤独感、嫉妬心、他人との交流が上手くいかない、性欲がなくなる
PMS,生理痛なども第2チャクラの乱れのサインです
活性化に効果的なものとして、
丹田呼吸、骨盤を揺らす、ベリーダンス、恋愛の映画を観る
絵を描く、趣味や楽しいことに没頭する、官能的な下着を身に着ける
水をたくさん飲む
オレンジの食べ物、服
瞑想のイメージ
丹田と子宮がみずみずしいオレンジ色の光に包みこまれて気持ちよくなる感じ
子供の頃に遊んだ楽しい感覚を思い出したり、大好きな人と抱き合ったり性的なことを想像
アファメーション
私は大切な人とつながります
私は人生の創造主で自由に表現できる
第3チャクラ(ソーラープレクシス)
みぞおちにある太陽神経叢に位置し、自我(エゴ)と感情をつないでいます。
胃腸だけでなく、腎臓や肝臓のエネルギーも影響するため、内臓全体の機能にも関わってくるため、とてもバランスを崩しやすいチャクラとも言われています。
第3チャクラは環境やストレスにとても敏感に反応するエネルギーセンターだとも言われます。
第3チャクラをバランスを整えるには、第1、第2チャクラの健全が大前提にあります。
第3チャクラが健全な場合
第1、第2チャクラが整っている、穏やかな心
心と体のバランスが取れている、夢に向かって行動できる
幸福感がある、人生の喜び・楽しさを感じられる
ネガティブな感情を上手くプロセスできる
逆にバランスが崩れると、
自律神経が乱れる、ストレスに過敏になる
各臓器の機能低下、イライラ、不安、疲労
活性化に効果的なものとして、
みぞおち呼吸、腹筋を鍛える、日光浴、笑う、おなか/背中を温める
思いっきり泣く
黄色い食べ物(バナナ、レモンなど)黄色い服
マグネシウムを多く含む食べ物(ナッツ類、豆類、穀物)
瞑想のイメージ
さんさんと光る黄色い太陽がみぞおちあたりを温める感覚を持つ
内なる力が(自分の意思)が外側の世界に反映されるイメージをする
アファメーション
私には目的のある人生を送るパワーと自信がある
まとめ 大便は大きなお便り、便をたたえて感謝する
いかがでしたか?
「ウンチは大きな便り」
行きつけの美容師さんが言った言葉ですが、
良い便なのか、下痢なのか、コロコロなのかで体や心の状態を示しています。
便秘は、我慢や恐れや執着などの感情が外に出せていない状態と同じだと分かりました。
チャクラを整えることを中心に書きましたが、私は実際に便秘解消のためにチャクラトレーニングに通いました。
ペンデュラムで各チャクラの状態を確認してもらうと、第1、第2、第3がちゃんと機能していませんでした。
特に第3チャクラはひどいもので、サビついて動かないハンドルみたいになってると言われました
軽く全身をほぐした後に、
第1チャクラの近く、肛門をキュッと閉める⇒リラックスを 200回以上繰返し
おなかを太鼓のように膨らませて、第2チャクラの丹田を両手のこぶしで4-500回叩く
そして、第3チャクラのへそとみぞおちを意識して呼吸する
そのあと、瞑想しながらインストラクターが
「毎日頑張っている自分に本当に偉いね~、頑張ってるね~と褒めてあげて。
でも、力抜いてもいいんだよ。休んでもいいんだよと許可をあげてください
そして、頑張らない自分、休んでいる自分も十分価値があるんだよ~」
と優しい声で囁くのを聞いて、涙腺崩壊、日々抑え込んできた感情がドバーっと出てきました。
トレーニング後は、ぽかぽかあったかくなってるのかと思いきや、色んなエネルギーが浄化されて寒気がしたのを覚えています。
長い間蓄積された行き場を失った感情が外に出ていく感じがしたし、家とサロンで繰り返しトレーニングするうちに
チャクラのバランスが取れていく感じ、そして崩れる自覚も分かって、本当によかったです。
便秘が本格的に解消したのはそれから1年以上もあとですが、便秘とネガティブな固定概念の関係性を身をもって理解できた体験でした。
アメリカの”Intuitive Physician (直観ドクター)" Dr. Laura Koniver によると
第3チャクラに問題があると、ほとんどの人が便秘か下痢の症状があります。
慢性的な便秘を治すことは時間がかかりますが、
排泄の行為は、古く固まった不要な感情のカタマリを出す行為そのものだからです。
排泄の際に便に「ありがと~」「古い感情バイバイ」と便をたたえることが便秘解消につながるとDr.Koniver は言います。
古い感情が外に出されることで、新しいポジティブな感情(エネルギー)を取り入れるスペースを生み出すのです。
今回は便秘のエネルギー的なアプローチで便秘を解消する方法を紹介しました。
心が落ち込んでいるときは、体の調子を整える。
体に不調があるときは、心の状態を見つめて、心身ともに健全な状態にしていきましょ~♡