「7」は世界的に重要な数字！？「７」がつくもの色々｜日本では・・・

こんにちは.

数字の7はラッキーセブンと言われ、777を観たときなんかは何かいいことが起こりそうって思ったりしますよね。

7はなぜ魅力的な数字なのか、その数字に隠されたメッセージとは・・・などを含め記事を書いていきます。

なんで1週間は7日なのか、なぜラッキーセブンというのか、なぜドラゴンボールは7つなのか？？

「7」にまつわるあれこれを調べてみました。

天地創造の7　旧約聖書と古事記の類似点

▮　旧約聖書、創世記の中の「天地創造」では、世界は7日間で創り上げられたと言われます。
ひとりの神が人や動物、自然などを6日で創り上げ、7日目を休息日としたとあります。

6日目に男性「アダム」が創られ、アダムの肋骨から「イヴ」が誕生
7日目夫婦になります

■　古事記の「天地創生」では造化三神（ぞうかさんしん）、別アマツ神（ことあまつかみ）のあとに作られた神々が神世七代（かみよななよ）

そしてその神世七代の7番目の神が　イザナギ　とイザナミ　です

旧約聖書の「アダムとイヴ」、古事記の「イザナギとイザナミ」のように「男女」と「国づくり」に関係するものに　7という数字が共通して出てきます。

また、お釈迦様も生まれてすぐに七歩歩いて「天上天下唯我独尊てんじょうてんがゆいがどくそん）」と言われたとあります

7つの天体から曜日の名前ができた？

今から4000年も昔、紀元前2000年ごろ時代において、古代バビロニアではすでに天文学が発達していて、

太陽や月をはじめその他の惑星の位置関係や周期の研究が盛んだったようです。

太陽系は10個の天体（太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星）がありますが、

実際に地球から観測できるのは7つ（太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星）です

これをもとにローマ帝国時代（BD27年ごろ）に一週間が7日と定められました
Sundayのように天体の名前が直接ついているのもあれば、ギリシャや北欧の神の名前が付けられたのもありますが、
もとをたどれば7つの天体が由来しています。

日曜日：SUNDAY (太陽）

月曜日：MONDYAY (月）
Moon day ➡　　Monday

火曜日：TUESDAY (火星）
ゲルマン王国の戦争の神様　Tyr（チュール）に由来する
Tyr day ➡　Tuesday

水曜日: WEDNESDAY(水星)
ゼウスのメッセンジャーでもあったOdin/Wodin/Wotan から由来し
Wodin Day　➡ Wednesday

木曜日:Thursday (木星）
ゼウス　　雷の神様Thor（トール）に由来する
Thor day ➡　Thursday

金曜日：Friday (金星）
北欧の愛と繁殖を象徴する神　Frigg（フリッグ）/Freya（フレイヤ）に由来する
Frigg day　➡　Friday

土曜日：Saturday（土星）
土星　Saturn から
Saturn day　➡　Saturday

日本でも平安時代に中国を経由して空海によって伝えられ「日月五星」、「日月火水木金土」と翻訳されましたが、明治時代まで曜日の概念は日本には普及しなかったようです。

世界の七不思議

世界にある、どのようにして建設されたのかが分かっていない大規模な建造物のことを言います

(1) ギザの大ピラミッド
(2) バビロンの空中庭園
(3) エフェソスのアルテミス神殿
(4) オリンピアのゼウス像
(5) ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
(6) ロドス島の巨像
(7) アレクサンドリアの大灯台

7つの美徳と7つの大罪

キリスト教の教えでは　7つの美徳と7つの大罪というものがあり、それぞれが相反しています。

7つの美徳　⇔　7つの大罪
①　謙虚　⇔　①　傲慢
②　忍耐　⇔　②　憤怒
③　節制　⇔　③　暴食
④　親切　⇔　④　妬み
⑤　博愛　⇔　⑤　強欲
⑥　純潔　⇔　⑥　色欲
⑦　勤勉　⇔　⑦　怠惰

また、キリスト教の教えには7つの秘跡というものもあります。
①洗礼、②堅信、③聖体、④ゆるし、⑤病者の塗油、⑥叙階、⑦婚姻

ドレミファソラシド　も7つ

1オクターブも7つです。

シャープを合わせるとプラス5で12になるのですが、

顔の穴も　7つ

チャクラの数（肉体）と虹の数　そして色

虹とチャクラも7つで、しかも色までも同じなんです。

これらの色は周波数を表していて、赤（低周波数）肉体的　➡　紫（高周波数）精神的となっています。

日本における　七

七：　「なな」「しち」「な」

実はこの「七」という漢字は、「切」の元の漢字でした。ななを表す適当な漢字がなかったため、

「切る」という意味の「七」があてがわれたのちに、切るという意味よりも数字の7を表す方が一般的になったため、「七」が転用されたとのことです。

そしてもとの七が「切」という漢字に変わったようです。

日本では7が付くものと言えば・・・七夕、七草がゆ、七福神、七味唐辛子など

ちょっと調べてみました。

七夕（7月7日）

中国の伝説が起源で、

牛飼いの牽牛（けんぎゅう）（＝彦星）と機織りの織女（しょくじょ）（＝織姫）が恋に落ちてお互いの仕事をおろそかにしたため、

神様が怒って離れ離れになり、1年に1度しか会ことができなくなったというお話です。

「織姫」が7月7日の夜に7本の針の穴に糸を通し、機織りの上達をお祈りするという伝説。

これが奈良時代に日本にも伝わり、「七夕」となったと言われます。

七草がゆ

七草がゆと言えば、お正月に塩分や糖分の多いおせち料理やお餅を食べたので、疲れた胃腸を休ませるために食べるくらいしか知りませんでしたが、

実は、1月7日は人日（じんじつ）と呼ばれ、　3月3日の桃の節句（上巳（じょうし））や5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の菊の節句（重陽（ちょうよう））と並ぶ

「五節句」のひとつなのです。

節句はもともとは中国から伝わった旧暦に基づく季節の変わり目のことをさします。

1月7日に7つの薬草（セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの若菜）を食べるというしきたりは、江戸時代に中国から伝わったとのこと。
因みに中国では邪気払いのために1月7日に　若菜7種のお吸い物を食べる習慣があったそうです。

七味唐辛子

辛子、山椒、ゴマ、麻の実、ケシの実、陳皮、青のり　の七種が一般的で、メーカーによっては、ョウガ、しその実、青しそなども入っている場合も

なぜ「七味」なのかの明確な回答は見つけられませんでしたが、
六味だと無味（むみ）、八味だと蜂を連想するから？とも書かれていました。

七福神

七福神（しちふくじん）とは　福徳の神様として信仰される七柱の神様のことを言います。

古くはインドから伝わった「七難即滅七福即生（しちなんそくめつしちふくそくしょう）」という
七難を消し、七福をもたらすという仏教に由来する神として、日本でも信仰されるようになりました。

七柱の神とは

恵比寿（えびす）
七福神のうちで唯一日本由来の神
もとは漁業の神でのちに「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神となった
イザナギ・イザナミの間に生まれた子供「蛭子」（ヒルコ）と言われる

大黒天（だいこくてん）
インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神
厨房の神様や、商売繁栄、五穀豊穣の神として恵比寿と並んで描かれることが多い

毘沙門天（びしゃもんてん）
もとはインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、のちに仏教に取り入れられる
鎧を身に着けていることから、戦いや勝負の神様として信仰される
ヴァイシュラヴァナとも呼ばれる。

弁財天または弁才天（べんざいてん）
七福神唯一の女神
ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神でのちに仏教に取り入れられる
音楽・弁才・財福・知恵の神として信仰される

福禄寿（ふくろくじゅ）
道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人
寿老人と同一神とされることもある。長寿と福禄をもたらす
福（幸福）禄（財産）寿（健康、長寿）の三徳をもたらす人徳の神とされる

寿老人（じゅろうじん）
道教の神で南極星（カノープスのこと）の化身の南極老人。
白鬚明神とも言われ、長寿の神様といわれる

布袋（ほてい）
唐の時代に実在したといわれる契此(かいし)という名の仏教の禅僧がモデル
手にした袋から財を与えてくれるとされ、他にも開運、良縁、子宝の神ともされる
弥勒菩薩の化身ともいわれている

七五三：

平安時代の宮中で行われていた儀式で、当時は子どもの死亡率が高かったため、三、五、七歳を節目に儀式を行っていたそうですが、
七歳という決まりがなく、5－7歳とされていたり、室町時代では7歳ではなく9歳であったりと、7という年齢を特別重要視していた感じではなさそうです。
江戸時代になって、5歳は男児のみが儀式を行うようになって、9歳から7歳の女児の儀式となったとされています。

法要

仏教の供養で　死後7日　を初七日の法要として供養　そして7×7の四十九に七の供養があります。
この法要は死者が来世で幸せになるようにと願って送り出す意味があります
四十九日までの間（中陰から満中陰まで）は、7日毎に審判が行われ、判決で来世が決まるとされています。

アニメにおける　7

ドラゴンボール

日本が誇る世界的ヒットアニメ、ドラゴンボールですが、ここでも7つのボールを集めるための冒険がテーマです、
完全に男子向けのマンガとおもって全然見たり読んだりしてこなかったのですが見てたらよかった。。。

作者の鳥山明氏は　なぜ7つなのかについては　里見八犬伝の8つの玉を探す冒険とかぶってしまうから7つにしたとされていますが、果たして真相は？？

仏教の教えをもとにして書かれたとされる中国の書物、西遊記の内容もドラゴンボールの中にたくさん組み込まれているということなので、
やっぱり、7を重要視する仏教的な要素が含まれていそうです。

西洋や中国、インドの方が7が特別な数字であるために、
チャクラの数＝ドラゴンボール　で
スーパーサイヤ人になるということは、クンダリーニ覚醒をするという意味と考察されているサイトがいくつかあります。

クンダリーニ覚醒はすべての体の7つのチャクラがすべてアクティベートされてエネルギーがクラウンチャクラまで上昇すると
ずっと内に秘められていた潜在的なパワーが開花して「無敵」の状態になることを言うので、確かにそのような見方ができます。
また、クンダリーニエネルギーは西洋ではヘビ2匹が絡み合ってが尾てい骨から頭の上まで登るように描写されますが、
日本や中国では龍が使われることが多いのも関係ありそうですよね。

そういう角度からアニメを見ると、細部のシンボルや隠れた意味などをたくさん見つけられるかもしれませんね。

白雪姫と7人の小人

白雪姫もディズニーの代表的なプリンセスのひとりで、世代を超えて愛されていますが、
実は原作は本当は恐ろしいで有名なグリム童話。

しかも、白雪姫の設定の年齢は7歳
そして、お妃が猟師に白雪姫の殺害を命令するも、猟師は同情して白雪姫を逃がす。
逃げた白雪姫は7つの山を越え、7人の小人の家を見つける。

と意図的に7を使っているのが分かります。

ただ、グリム童話では小人たちは重要な役どころではなかったのか、名前や性格はディズニー映画でつけられたとされています。

7人の小人
ドク（Doc） = 先生
グランビー（Grumpy） = 怒りんぼう
ハッピー（Happy） = 呑気屋
スリーピー（Sleepy） = 眠り屋
バッシュフル（Bashful） = 恥ずかしがりや
スニージー（Sneezy） = くしゃみっぽい
ドーピー（Dopey） = ぼんやりまたはおとぼけ

この中での7が何を意味するのか、結局よく分かりませんでした。