広告 陰陽五行説

【陰陽五行・水】霊性に目覚めて本来の自分になる|腎・膀胱について

今回は、陰陽五行の「水」と内臓や感情との関係を詳しく調べました。

水は、膀胱とそれぞれの経絡をつかさどります。

最近白髪が増えた
アレルギーやアトピーの症状がある
内向的で人と接するのが億劫な時がある

などのお悩みは、腎と膀胱について理解するといいかもしれません。

五行における「水」が表すもの

気や水を蓄える「腎」
余分な水分を体外へ排出する「膀胱」
と肉体的にはこのような働きをしますが、

腎、膀胱は生理的機能と同時に
スピリチュアルなエネルギーをつかさどっていると言われます。

木のエネルギーが上がる
火のエネルギーは広がる
土のエネルギーは下がる
金のエネルギーは循環して清潔を保つ

水のエネルギーは「伝承・浄化・洗練」

 

 

 

肺は「水」の陰の性質で 腎臓とその経絡のことを指します

腎は、人体の臓腑の陰陽の根本で生命の源である「腎精」を蓄え、
成長・発育・生殖に関わるほかに、津液の代謝を調整し、呼気を納めるなどの働きがあります。

祖先のエネルギーも腎から引き継がれます
精子、卵子、DNAなども腎経が関係します

 

腎の主な働きは

1⃣ 蔵精: 精には先天性と後天性があり

腎精は「先天の精」を主り、受精時に両親から受け継いだ有限の生命エネルギーのことを指します
(対して、「後天の精」とは、脾胃が口から入った栄養から作り出すエネルギーのことを指します)

「先天の精」と言われる腎精とは、生命活動の源となるエネルギー
妊娠時の胎児の発育にも大きく影響を与え
人体の発育や生理機能の基礎をつくります

後天の精は人体の生理活動に使われ、
余ったものは、腎にストックされされ、腎精を補うことで、
互いに依存し助け合う関係にあります

また、腎から髄(骨髄、脊髄、脳髄)を生み出し
骨や脳と深い関係があります。

 

2⃣ 腎陰と腎陽 :
腎の気から腎陰腎陽が生まれて、からだ全体の陰と陽のもとになっています
腎陰は全身の臓腑、器官、組織を養って潤いを保つ役割
腎陽はからだの生長、発育、生殖能力を促す役割をします

3⃣ 封蔵ふうぞう: 水を貯める

腎は腎精が外に漏れないように温存する機能を持ちます
水の代謝は脾、肺、膀胱でも行われますが、
貯蔵、分布、排泄などは腎が主導、統括しています

4⃣ 納気: 下腹部を使って深く息を吸って腎に納めること

呼吸は主に肺の働きですが、

東洋医学では、
普通の(浅い)呼吸 ➡ 肺
深く吸い込む(吸気)➡ 腎

によって行われているとされます。
この、腎の納気作用によって、
人体下部まで呼気を取り込みいきわたらせることができると言われます。

腎が健全に機能していると
・元気
・筋骨がしっかりしている
・年齢よりも若く見える
・健全な脳

不調の場合は
生殖トラブル
老けて見える
むくみ
息切れ、呼吸困難
腎陰不足:ほてり、のぼせ
腎陽不足:冷えや低体温
過呼吸

膀胱

膀胱は「水」の陽の性質で、膀胱とその経絡のことをさします。

主な働き:

貯尿と排尿

膀胱は、腎をサポートして、尿を貯めて、排泄する機能があります。

 

膀胱が健康的な場合
健全な排尿

不調の場合は

排尿困難、、尿漏れ、頻尿、おねしょ など

 

そのほか、「水」が影響するところ

腎は耳に開竅かいきょう

腎は耳と深い関係があり、腎を健康にすることで
難聴や耳鳴りなど
耳の不調が改善されたりします

 

腎その華は髪に在り

髪は腎の状態を表すと言われ、
腎精が充実していれば、髪につやがあり
こしやハリもあります

薄毛や白髪は加齢による腎の衰えとされています

 

 

骨・歯

腎が髄をつくるので、腎が骨の発育にも大きく関わっています。
歯は 骨餘(こつよ)といわれ、骨の仲間です。

腎の健康は骨と歯に大きく影響し

腎精は加齢とともに減少するので、
骨粗しょう症や歯がもろくなるなどの不調を引き起こします

また、年齢に関係なく
ダイエットや偏食などは
後天の精が先天の精を補えなくなると、
骨や歯がもろくなることがあります

 

腰は腎の府なり

腰は腎が位置する場所を表しています。
腰痛や腰のだるさなどは 腎の不調と関わっていることが多いと言われます

 

 

「水」は感情の恐れをつかさどる

「水」が対応する感情は恐れです

恐怖の感情は腎が持つ自我意識にダメージを与えると言われます。

恐怖は腎に影響して封蔵作用を低下させます。子供がお化け屋敷で恐怖のあまりお漏らしをしたり、
恐ろしい目に遭って一瞬で白髪になるのは、封蔵作用の低下によって腎精が損なわれるためです。

腎が弱ると、決断力も弱まり 優柔不断になったり
行動に移せず、消極的になったりします

また、びっくり驚くのも「水」の感情です

過度の驚きで腎の呼気が乱れ、過呼吸に陥ったりします。

 

 

「水」は眠っている間働く!?

「水」の機能が働く時間は 夜(10pm~2am)と言われています。

「お肌のゴールデンタイム」などとも言われていて、この時間は腎臓と肝臓のためにも
しっかりと睡眠をとる必要があります

 

 

「水」の不調が引きおこす心身の不調

  • 腎臓病
  • 認知症
  • メニエール病
  • 骨粗しょう症
  • 多発性硬化症
  • 腰痛、ぎっくり腰
  • 血尿
  • 睡眠障害
  • 不妊症
  • パーキンソン病

 

「水」の状態を健康にするには

① 日光浴

睡眠の質を上げるためにも、日光に当たることがとても効果的です
太陽光を浴びると、別名幸せホルモンの 「セロトニン」が作り出され、
このセロトニンが、睡眠の質を上げる、「メラトニン」の分泌を促します。

 

② 瞑想

③ 早寝早起き

目の下にクマができるのも腎が弱った状態を表しています。

④ 栄養をとる 五味:塩辛

「水」が関係する味覚は「塩辛味」ですが、
黒の食べ物も「水」のエネルギーのサポートをします

また、「水」は冬を主るので、
からだを温めるものを積極的に取り入れます

からだを温め腎の機能を補う
にら
なまこ
クルミ
あさり
みそ
小豆

黒い食べ物
海藻
のり
黒ゴマ
黒豆

 

 

 

「水」は精

陰陽五行には五神といわれ五行それぞれにちがった精神が関係しています。

「水」の五神は「

「精」とは 気力や活力のことを言い、
元気であることを「精がある」とも言ったりします。
つまり、元気とは「水」がつかさどる腎・膀胱が健康であることを意味します。

また、「精」には 物質世界の次の次元、精神世界や霊的エネルギーをあらわることもできます。

腎、膀胱が背面に位置していたり
夜の時間を主ったりすることにも通じますが
「目に見えない世界」を象徴します

自分を見つめたり、自分を知る 「内観」の行為も
この「水」がつかさどります

 

 

見えない(霊的)世界をも司る「水」の意味

本当の自分らしさを見出すためには
「土」から「水」に行くこと

土と水の関係は
「土剋水」で土は水のエネルギーを弱めてしまいますが、

言い換えると
ルールや一般常識に縛られた「土」のエネルギーによって
本当の個性の象徴である「水」のエネルギーは土の中に埋まってしまいます。

土は育むことも腐らせることもできる要注意の要素なのです

土(=現実社会、物質社会)に埋もれてしまえば、本当の自分が見えなくなってしまいます

物質中心の生き方をを離れて「水」の方向へ向かうにつれて
本当の自分(物質を超えた霊的な自分)が姿を現します

↑「だるまんの陰陽五行」堀内信隆著 より引用

 

なるほど、「木」は子どもの成長を表し
「土」は 大人で現実的な道を生き
「水」では「土」からどう抜けて本来の自分の道を生きるか

「火」は 「木」が立派に育つために熱(愛情)を与え。
「金」は「土」から抜け出し、
自分にとって要らないものを浄化して
洗練された「水」になる

今回も楽しく学びました。

まだまだ奥が深くて、表面的にしか理解できないけど
あらゆる物事に当てはまる陰陽五行・・・
すごすぎる

 

参考元




 

泰生堂薬局 | 【五臓】腎の特徴 (ookawashouten.com)

腎と膀胱 (tokyoyakuzen.jp)

⑬陰陽五行がわかる!爪、顔色、髪、皮膚、歯を見るとわかること。 | きこうカイロ施術院 (kikoukairo.com)

 

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